大人気「プットインマーケット」とは?
プットインでは、プットコイン制度があります。来所ごとにコインを貯めることができます。

プットコインと呼んでいますが、なんと本当に10円と同じ価値があるのです。
※プットコインについては過去ブログ「子どもマネー教育」でご紹介しています。プットコイン制度の目的と・療育について詳しく書いていますのでぜひこちらも合わせてお読みください。
(※以前は個々で掲げた毎月の目標を達成できたたらプットコインをもらえていましたが、現在は全員統一の目標です。来所して宿題or個々の勉強プリントと全体活動に参加するとすると10プットもらえます。もしくはタイピング練習で規定のレベルをクリアすればボーナスポイントとしてコインを貯めることもできます。)
プットインの子ども達は来所ごとにこつこつプットコインを貯金しています。

ただただ貯めているわけではありません。
ちゃんと現金同様に使用することができます。
では何に使えるのかというと
「夏祭りイベント」のゲーム屋台やおやつ屋台で使用
また、年に2回開催される「プットインマーケット」で文房具等の好きな商品を実際に購入できます。
そのプットインマーケットでは鉛筆や消しゴム、ノートや定規などの文具、実験グッズ等、数十円で買えるものから数百円するものまであります。

色々なキャラクターや魅力ある文具を選ぶのはとっても楽しいです。
実際はオンラインショップ『ワンダーモール』で購入するのでオンラインカタログから選びますが、よりお買い物感覚身につけるために商品画像を(一部実物商品も織り交ぜて)並べています。
いろんなキャラクターや魅力ある文具を選ぶのはとっても楽しいですね。
プットコインが貯金が少ない子は所持金額内で買える物を探します。
沢山貯金がある子は少し高額なものを選べますが、意外とあまり多くを使わずに貯めておく子も多いです。
大人もそうですよね、①お金があればある分使う人、②いつか高額な物を買いたいときに貯めておく人、③あまり使わずにこつこつ貯めて、ただただ金通帳に額が増えていくのを見てにんまりする人。
なぜか、たくさん貯めている子は③のパターンが多いのです
さて、欲しい商品が見つかったら、それをレジに持っていき貯めたプットコインで支払います。

特に小さい子や計算の苦手な子はにとっては難しいようで、全コインを出そうとします。
どのコインを何枚出せばよいのか?おつりはいくら貰えばよいのが?と一緒に考えます。

支払いを済ませたらきちんとレシートをもらいます。

実際のお買い物疑似体験ができるシステムにしています。
ポイントは
自分で貯めたお金を使う
計画的に使う
予算を考えて使用する
現金でのお買い物を実践する
以前のブログ( ⇒クリック「子どもマネー教育」 )でも書きましたが、今後は便利なキャッシュレス化がますます進化しますが、私たち大人は現金化で慣れた上でのキャッシュレス決済ですが、現金決済を全く経験しない世代の子のキャッシュレス決済はお金の価値観や金銭感覚が全く違ってくるのではないかと思います。
そこでこうした経験を通して社会性を養ってもらいたいなと思います。
※ちなみに、以前にプットインマーケットでどうしても欲しい商品があったのですが、プットコインが足らないという子がいました。先生とお話して「宿題を頑張る」、「時間やお約束事を守る」など条件を付けたうえで特別に貸付制度を利用しました。もちろん頑張って返済できました!!